☆☆ VOL.5 エンジンオーバーホール ☆☆
(2007.05)

こうなれば オイルシールやベアリングも交換してしまいます。
ニードル軸受けのベアリングのみ新品が入らなかったので再利用。
ゴミが入らないようガムテープで養生します。
シフトドラムもしっかりビニールで覆ってやります。
オイルシールと玉軸受けのベアリングは取り外す。
ハゲハゲの黒塗装をやり直します。。
本当は古い塗装を全て落とすべきでしょうが
ケースにはシフトドラムが残っているので無理できません。
全体を空研ぎで浮き上がった塗膜と腐食を削り取ります。
シリンダーとヘッドはざっとブラスト。
作業後しつこいくらいに掃除します。
この作業「嫌い」です。粉っぽいし 汚れるし〜
塗料はPOR15をハケ塗りです。
冷却性に問題ありという意見を聞いたこともありますが
塗料の密着度が抜群で、乾くとハケ目も目立ちにくい。

 

 

新品ベアリング&オイルシールはここで圧入
取り外したクランクはコンロッドの振れもなく 音も出ていなかったのでそのまま使います。
左ケースにクランクを専用工具で引っ張るように圧入。
ミッション&シフトフォークをセットし スムーズにギアチェンジできれば準備OK

 

ギヤやベアリングに注油し、液体ガスケットを薄く塗る。
右側ケースを被せて、クランクを同じく圧入していくと
ケースは元通りになります。
クランクが軽くクルクル回転すること スムーズにギアチェンジできること
もう一度確認して 一安心。
ケースを組む時のクランクの引っ張り加減は難しいです。
引っ張りすぎると スラストワッシャーのクリアランスが少なくなって
クランクは渋くなります。

ココまでくれば、作業は一気に進行
一次ギア・クラッチ・シフトチェンジ・キックを組んで右側完成
点火廻り・クラッチレリーズを組んで左側完成です。
記念撮影。まわりには交換した古いオイルシールやらベアリング



腰上は今回ピストンリング・ピストンピン・小端ベアリングの交換のみです。

この79年型からYZ125はポーラスメッキシリンダーになります。
それ以前は アルミシリンダーに鉄スリーブ仕様。
BS90スポーツの先進性がここでも伺えますなぁ。
14年も前の1965年 しかも公道走行車で。
ヤマハの公道用トレールのメッキシリンダー採用って
1997年のランツアからだったと思います。
思わず 脱線 無事にエンジンOH終了です。
恐る恐るエンジンをかけてみますが、問題はなさそうです。
泥混入エンジン 復活です。
ブリーザーの取り付けは接着剤をかましておきました。

 

さあ走りはどうか?

つづく