ブリヂストン90スポーツ

Vol:1 納車
(2006年12月)

「ブリヂストン」といえば誰もが知ってるタイヤメーカー。
その昔、オートバイメーカーだったことはあまり知られていません。
さかのぼると、1950年代初頭自転車バイク用のエンジン「BSモーター」から始まり
強制空冷のBSチャンピオンに発展し
1964年 「ブリヂストン90」(EA1)が発売されました。
逆R曲線のエラはりタンクはディスコボランテを髣髴とさせコレもまた良し。

このEA1をベースに思い切ったスポーツバージョンとしたのが「ブリヂストン90スポーツ」(EA2)です。
当時の売込みではレース場まで自走して、そのままサーキットをなんてこともありました。
なんといっても「ポーラスメッキシリンダー」です。
鋳鉄シリンダーが当たり前で、鉄スリーブのアルミシリンダーも珍しかった60年代 驚異的です。
お尻の盛り上がった独特のフレーム
きゅっと引き締まった薄いシート
上下塗り分けでシャープなタンク
キャブもクラッチもメーターも全てスポーツ専用品です。
性能もクラス一級だったらしく、プレスフレーム車で60年代ゲンツキスポーツといえば、もうコレしかない!と探し続けておりました。
しかし、40年以上も前の車両 生産台数も少なかったらしく、実車を見たことすらなかった。
なかなか見つからない日々が続きました。
ようやく巡り合い、、ついに入手です。

 

念願かなって納車となった時の写真です。
キックは降りますが不動、長期放置車とのふれこみでした。
このお尻のもり上がったフレーム やっと出会うことができました。

欠品はなさそうでしたが、全体にくたびれています。
メッキ部は全体に悪い状態でした。タンクは全体に上からヒドイ再塗装がされています。
フレームの塗装は比較的良し、ライトケースとサイドカバーはプラ製欠けなし。
カギが欠品と前情報がありましたが、幸いなことにサイドカバーの中からオリジナルキーが発見されました。

  

キックに違和感はなく、圧縮も正常
ベースとしてはまずまずでしょうか??
状態の悪さよりも この車両がやってきた喜びの方が大きな納車でした。

つづく