☆☆ VOL.3 手探りの復旧と組立 その1☆☆
(2011年 6〜8月)

どんな車種でも 「やるべきこと」は、まいど一緒。
フレーム単体になったところで、掃除をしながら復旧して行きます。周辺はバラした部品でごった返し。
エンジン始動した時の様子では、変な音は確認できませんでした。
「異変がないものを 不用意に開けない」ということで、外観の汚れを落とすのみ。
エンジンマウントは、前方下部に8mmボルト1本・後方はスイングアームシャフトを兼ねた1本の二点のみ。
レストアではないので、メイン作業は掃除と可動部のリフレッシュです。
スイングアームブッシュには多少のキズやサビ。しっかり掃除して たっぷりグリスを塗って組み付けます。

  


次は、ゴリゴリになったホイールベアリングの交換。ついでにオイルシールも交換。
ベアリングは開放型と片Z型の組み合わせでしたが、ゴムシールタイプの汎用品。オイルシールも規格の汎用品です。
このベアリング 「打ち込み過ぎない」のがポイントです。過ぎると激しい抵抗でベアリング回転しません。

  


タイヤは勿論新品、しかも「いいの」を奢りました。
ステム廻りも レース&コーンに目立った打点もなかったのでスチールボールだけ新品に。
チャンバー・チェーンケース・Rブレーキも取り付け。

  


欠品だったRフェンダー。↑机の上に見えてるのは中古のTY175コンペ用。コイツを加工。
取り付け穴は全く合いません。チャンバーの取り出しもBETAは左 TYは右。
そこで、フェンダー右側のチャンバーの逃げ(黒ゴム部分)を同じ素材のPPを切って埋めます。
次にフェンダー左側は逆にBETAチャンバーが干渉するのでして、カットして、逆Rのカタチを切り出して埋めます。
取り付けようの穴を新たに開け、不要の穴は埋めて、干渉するところは切ったりして何とか完成。
切った貼ったの現物合わせ。
デロルトキャブにエアークリーナーBOX組んだあと Rフェンダーはインシュロック2本だけの固定。
Rフェンダーをしっかりネジ留めすると転倒時割れる可能性大です。

  

  


Fフォークはインナーチューブに曲がりやキズやサビもなく良品。しかしオイルシールはNG。
BETAジャパンに注文入れても、「データがない」との回答でした。
当時の輸入代理店「レイズ」さん 現在とは異なるので 分からないようです。
付いてたオイルシールを見ると35-47-9.5/10.5 MARZOCCHIの文字。
ベトール製のフォークにマルゾッキのオイルシール?
寸法でたどっていくと 確かにマルゾッキ用の補修部品が見つかります。
他にも、BETAの部品表にも同サイズのものがありましたので、部品番号で注文、無事納品となりました。
それは、35-47-7.5/10の2段タイプ。厚みの違いはありますが問題なく装着。
構造は一般的なもの。オイルシールの打ち換えは無事に出来ましたが、問題はオイル量。
いろんな方にご意見を伺うも、回答はイロイロ。
現状を知るために入っていた量を計測。190ccと107cc。
古い車種のフォークは現行トライアル用カートリッジタイプの柔らかいオイルで組むと良くないとのこともあり、
ひとまず、10番のヤマハオイルに「ぱわあくらふと」の柔らかいオイルを少しブレンドして190ccで様子をみます。

  

  


真っ二つに折れて使いものにならなかったFフェンダー。
なんと置き古しの未使用品をネットオークションで発見。速攻落札。
前後ドラムブレーキも入念にお掃除。カムの動きも悪かったので薄くグリスアップ。
ブレーキシューは今回掃除のみでそのまま使用。ゴールドリムは「アクロン」!
前後車輪を組んでハンドル廻りの復旧するとカタチになります。
ワイヤー類の注油で動きもすこぶる快調。なんとなくカタチにはなりました。
コレが足らんな〜〜 「画龍天晴を欠く」    そうタンクデカール!! 
資料は見つけました右下画像。こんなもの手に入るはずもなく。
上のそれらしきマークはお絵かきソフトで作ったもの。デカールはレプリカ作成するか。

  

  


長くなってきたので、この辺で

もう少しつづく