☆☆ VOL.7 フレームカット☆☆
(2010年8月〜11月)

さて、鷲が岳でエンジンがかからなくなったTYですが、自宅に持ち帰ると何事もなかったように始動します。
しかし、エキパイが焼け焼けになっていたことからも、相当なヒートアップだったと思われます。
安全のためメインを200番に上げておきます。

更なる進化を目指すため、次のプロジェクトに進みます。
TY175のフレームはダブルクレードルフレームで、ステムから下に伸びた2本のチューブがエンジンの真下にあります。
アンダーガードはその2本のアンダーチューブの真下に取り付けられています。
トライアルは段差を越えたりする時、アンダーガードを強打することが多いです。
そのため、TYでトライアルをしていくと 次第にアンダーチューブは潰れていきます。
ウチのTYは納車時から、アンダーチューブは平たく潰れていました。

 

そして、最近ではフレームのひずみのため エンジンマウントステーが10mm程も狂い
マウントボルトを通すために、大きなプライバーでグーーーッとこじる必要がありました。
フレームとエンジンには相当なストレスが、かかっているハズです。

フレームがひずんだまま乗り続けると、ストレスと圧迫で最悪「クランクケースが割れてしまう」こともあるらしい。
トライアル車の多くのフレームは、アンダーチューブのない「ダイヤモンド型」です。

「アンダーチューブ切って、現行のアンダーガードつけるとイイっすよ〜」
先の7月に練習に行った際、亀岡トライアルランドで「こうちゃん」談
亀トラスペシャルTYの写真を撮らせてくれて
「よかったら 使って下さ〜い」と現行のアンダーガードも!

 

詳細をお伝えすることは出来ませんが、なるほど〜確かにカットされています。
そこで状態の良さそうなTY125フレームを単体で入手。
このフレームを使って アンダーチューブカットを試してみることに。

鷲が岳トライアル数日後、オトキチさんピットにフレームを持ち込んで
新たなステーの溶接&アンダーチューブカットのお手伝いをしてもらいます。
溶接に関しては、全てお任せ〜〜。
(頭の中のカタチを実現できる溶接ってスゴイなぁ〜 欲しいなあ〜 出来るかな…)
こんな思いを実感しました。

余計なステー等を出来るだけカットして、軽量化。
サビと旧塗装の剥離は下町のブラスト工場に出すことにしました。
同時に、ツインショックトライアル啓蒙活動のため
もう一台は@さんスペシャルTYを走行状態に仕上げる計画勃発。
ベースはコレです。ボロいね〜

 

キックは降りません。
確実に使うのはフレーム一式
この個体 スイングアームはレイダウンされていて あちらこちらに軽量化の痕跡が見られます。
↓純正                         ↓レイダウン 溶接の仕事はとてもキレイです。

 

こちらの車体もバラバラにします。自分で溶接は出来ないのでアンダーチューブはそのまま。
フレーム&スイングアーム&ステップブラケット左右2ヶ&ステップ左右2ヶ&サイドスタンド
コレを2台分2組 合計14点の総剥離をお願いすることにしました。


下町のブラスト加工専門工場に預けること10日くらいで出来上がり。

  

さすがプロの仕事 サビ&塗膜すべて落とされています。
職人さんに尋ねると、結局手作業だったそうです。感謝・感謝。

鉄の地肌のままだとすぐに錆びるので 塗装作業に
塗料はロックエースの二液ウレタンを上カップのガンで吹きます。

 

 

 

塗料・硬化剤・シンナー調合の手間はありますが、缶スプレーよりもタレにくく
美しく・強い仕上がりになります。

  

さあ フレームを積み替えますか!
キレイにしても スグにキズだらけになるんだけどな〜〜


つづく